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寒暖差アレルギーの症状でじんましんや湿疹が!?今すぐ対策するには?

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最近ちょこちょこ聞くようになった寒暖差アレルギー

 

実はうちの子もこのアレルギーの症状がでています。2人とも湿疹やじんましんです。

症状が出たらかゆみがひどく、親としてもかわいそうになります。

 

そこで、この寒暖差アレルギーの症状である湿疹やじんましんについて、対策なども紹介します。

 

 

寒暖差アレルギーの症状は?

寒暖差アレルギーは名前の通り、夏や冬などに「今日は暑いなぁ~」と思ったら、次の日は「どうして寒いの」というような、気温の差が激しい時や、屋内と屋外の寒暖の差で症状がでてしまうアレルギーです。

 

このアレルギーは正式名称が「血管運動性鼻炎」といい、寒暖差が原因で自律神経が不調を起こすことでアレルギー症状がでます。

 

寒暖差アレルギーの症状はかゆみのでる湿疹やじんましんだけではありません。

 

他にも、鼻水や咳が止まらなくなったり、頭痛が起こることもあります。

 

よく、温いラーメンを食べると風邪をひいてないのに鼻水がつる~っとでてきますね。あれも、寒暖差アレルギーの症状の1つなんですよ。

 

うちの子にもたまに鼻水などの症状がでますが、1番気になるのが湿疹やじんましんです。

 

中学生は、寒い日に学校から歩いて帰って来て家に入ると、ひざ下から太ももにかけて、皮膚が赤くなり、湿疹が出て、かゆみが出てきます。

 

下の子は、お風呂から上がると、手の平にブツブツとあかいふくらみができ、「かゆいかゆい」と手の平をかいています。

 

この寒暖差アレルギーは成人女性に多いアレルギーですが、こうやってみると、子供のうちから少しずつ症状が出ているのではないかと思います。そ

して、うちでは花粉症などのアレルギーを持っている子に症状が出ているので、アレルギー持ちの子が大きくなるにつれて、どんどん症状が出てくるのではないかと心配になります。

寒暖差アレルギーの原因は?

寒暖差アレルギーには花粉症や食物アレルギーのように、原因物質があるわけではないです。

寒暖差が原因で自律神経が不調を起こすことが原因なので、マスクをしたり、アレルゲンを除去したり・・・というのが難しいんです。

 

この原因となっている自律神経の不調ですが、自律神経は自分でどうにかしようと思ってもできない神経なうえに、脳と連携して痛みを伝えたり、体の動きを調整したりしている神経なので、自律神経のバランスが崩れてしまうと、色々と体に悪い影響を起こしてしまうのです。

 

そんな状態の体に、寒暖の差で刺激が加わることで、色んなアレルギー症状が出てしまいます。

 

そうなると、どうしたらいいのでしょうか?何か対策はあるのでしょうか?

 

寒暖差アレルギーの対策(皮膚)

湿疹やじんましんの症状がひどい場合は、その症状が出てくる前に、抗アレルギー剤を飲み、アレルギー症状を抑えます。

うちの子は小児科で花粉症用にアレロックという抗アレルギー剤をもらっています。1月にお風呂上がりに湿疹が出て、手のひらに赤いブツブツとかゆみがあった際、花粉症の時と同じ、アレロックを処方されました。

アレロックは花粉症の症状のアレルギー性鼻炎をはじめ、じんましんや湿疹、皮膚のかゆみなどに有効な薬です。日によっては湿疹やじんましんが出ない日もありますが、それでも毎日、朝と夜にアレロックを飲むことで、症状を抑えられています。

でも、薬に頼りたくない人もいますよね。

その場合は、こういうことを試してみましょう。

  • お風呂と脱衣所の温度差をなくす
  • 服の枚数をまめに調整する
  • 皮膚をさらさないようにする

お風呂上がりに湿疹やじんましんが出る場合は、お風呂と脱衣所の温度差をなくすことで、症状が出ないようにできます。

また、長風呂をすることで体が温まりすぎて症状が出てしまう場合もあるので、ある程度体が温まったら、湯船から出るようにしましょう。

 

温度差をなくすためには、脱衣所に小さい暖房器具を置いたり、脱衣所がリビングやキッチンなどに隣接しているなら、入口を開けてエアコンの温度設定を高めにして、脱衣所も暖かくなるようにします。

夏は、エアコンを切って、部屋の温度を上げると寒暖差がなくなりますよ。

 

うちの中学生のように、寒い中歩いた後に湿疹やじんましんが出る場合は、皮膚を寒い空気にさらさないようにします。厚めのタイツを履いたり、ズボンスタイルでも、インナーにスパッツなどを履いておきます。

 

ただ、中学生はタイツが不可なので、制服の時は我慢しています。(下の子が中学生になったらタイツがOKになりました!)

 

外から家の中に入ることで、湿疹やじんましんが出る場合は、玄関の中に入ったら上着を脱ぎ、すぐに暖かいリビングには入らず、体をならしていきます。また、暖房の入っている部屋から入っていない部屋に移動する時は、上着を増やす、スリッパをはくなどの対策もするといいですよ。

 

ただ、対策だけでは、寒暖差アレルギーが治ったわけではないですよね。そこで、根本的な原因になっている自律神経のバランスを整えてあげましょう。

 

簡単にできる自律神経のバランスを整える方法

自律神経のバランスを整えるのは、色々と難しいです。自分でどうにかできる神経ではないですからね。

 

以前、TVで紹介されたゴルフボールを使った運動が簡単です。うちでも始めようと、クローゼットの奥の方に片づけていたゴルフボールを出しました。

 

やり方は、ゴルフボールを足の裏で30秒、痛気持ちいいくらいにコロコロするだけです。

 

テレビでは座ってやっても、立ってやってもいいという事でしたが、座ってやると体重をかけにくく、足の裏の刺激が弱かったので、立ってやることをおすすめします。立ってやると、痛気持ちいいという感じがわかりやすいですよ。

 

あとは、自律神経を整える音楽を聞くこと。CDブックも色々出ています。うちでも購入しました。

6曲入っているうちの2曲を聞くと、気持ちがゆったりした感じになるので、お気に入りの曲を流しています。

YouTubeでも自律神経を整える音楽がありますよ。

寒暖差アレルギーの対策(鼻水)

寒暖差で鼻水が出る場合、マスクが有効です。マスクをすることで取り込む空気の温度が上がるので、鼻水が出る場合はマスクを着用すると良いですよ。

最後に

うちの子の場合は、寒暖差アレルギーといっても、ちょっとした鼻水や湿疹、じんましんの症状ですが、ひどい人になると頭痛がしたり、鼻水が止まらなくなったり、じんましんも耐え切れないほどのかゆみが出て大変な思いをされるようです。

 

原因が自律神経の不調ということで、自律神経を整えるのは難しいですが、寒暖の差をなくすことで湿疹やじんましんが出ないようにできるので、まずは温度差に気を付けてみてくださいね。