アイロンで貼るお名前シールの簡単な剥がし方は?ノリが残ったらどうする?
最近では、手芸屋さんだけでなく100円ショップでも売られているアイロン接着タイプのお名前シール。
花柄や動物・乗り物の柄など、デザインも豊富でかわいいものがたくさん揃っています。
幼稚園や学校に持っていく布製品に、縫わずに簡単に接着することができるのが魅力的ですよね。
アイロンで簡単に接着できるので、とても便利なお名前シールですが、位置がずれてしまったので貼り直したいときやもう使わないとき、学年の切り替わりで新しく張り替えたいとき、どうやって剥がしたら良いのかご存知ですか?
今回は、アイロン接着タイプのお名前シールのきれいな剥がし方を紹介ます♪
アイロンで貼るお名前シールを張り替えるには?
面倒な糸通しや細かい作業がいらないアイロン接着シールですが、学年が切り替わったり、新しく貼り直したいとき、どうやって剥がしたら良いのか知らない方も多いのではないでしょうか。
アイロン接着シールは、裏面のツルツルした部分に接着剤がついていて、一定の温度で温めることで接着剤が溶け、布とくっつくようにできています。
温度が下がることで布とシールの間にある接着剤が固まりますが、アイロンで温めることで接着剤が溶けるので、この作用を利用して簡単に張り替えることができるんですよ。
お名前シールを剥がす簡単な方法とは?
お名前シールを剥がすには、裏面に付いている接着剤を温めるのが一番簡単ではやい方法です。
アイロンを使って剥がす方法
アイロン接着タイプのお名前シールは、貼るときと同様に、剥がすときもアイロンで温めると簡単に取ることができますよ。
スチーム機能がついている場合は、スチームをかけながらアイロンをあてると、より簡単に剥がすことができます。
中〜高温に設定したアイロンを、当て布をしてお名前シールの端から少しずつゆっくり温めたあと、ピンセットを使ってゆっくり剥がしていきます。
このとき、お名前シールはとても熱いので、火傷をしないため絶対に素手で触らないように気をつけてくださいね。
ドライヤーを使って剥がす方法
アイロンと同じく、こちらも接着剤を温めて溶かす方法です。
剥がしたいお名前シールにドライヤーをかけ、お名前シールが熱いうちにピンセットでゆっくり剥がしていきます。
アイロンに比べて時間がかかるので、たくさんのお名前シールを一度でまとめて剥がしたい方や、時間のないときにはアイロンのほうがおすすめですよ。
どちらの方法でも大切なポイントは、
- 普段より長めにお名前シールを温めること
- お名前シールが貼られている布製品がきちんと乾いていること
です。
接着剤を溶かして剥がすので、温度が下がるとすぐに冷えて固まってしまいます。
いつもより長く熱したあとは、お名前シールが熱いうちにピンセットで剥がすようにしてくださいね。
ノリが残ってしまったときの対処方法は?
せっかく剥がしたのに、ノリが残って汚くなってしまった‥という場合でも、大丈夫。
きちんとした手順をふめば、残ったノリも簡単にきれいに落とすことができます。
まず、ノリが残ってしまった部分に、できれば綿で薄手のいらない布をあてます。
スチーム機能がついているアイロンなら、スチームをかけて中〜高温でゆっくりと長めにかけるようにします。
いらない当て布にノリがついて、きれいに落とすことができますよ。
それでもノリが残ってしまったときは、軍手をしてノリが熱いうちにこすってみてください。
ポロポロと消しゴムのカスのようにノリが取れます。
また、ノリが熱いうちにガムテープなどの粘着テープでペタペタと剥がす方法もありますよ。
最後に
アイロン接着タイプのお名前シールはとても手軽に使用できますが、どんなに頑張ってもきれいに剥がれないものもあります。
100円ショップで売られているアイロン接着シールは、簡単にきれいに剥がすことができますが、手芸屋さんなどで売られているものは接着剤が強力で、どんなに頑張ってもきれいに剥がれないものもあります。
妹弟にお下がりで使用する場合や、張り替えて新しい学年でも使用する場合は、ノリが残ったままだと見栄えも悪く気になりますよね。
そんなときは、残ったノリが隠れるサイズのワッペンやお名前シールを、上から貼り直して隠すという方法がおすすめです。
ぜひ、試してみてくださいね。